時は令和。
オフィスのドレスコードも幅広くなるなかで、勢力を伸ばしているのが “ビジネスカジュアル”。
「転職先で『スーツじゃなくてビジネスカジュアルでいいですよ』と言われた…」
「会社の偉い人たちが『来年からうちもビジネスカジュアルってやつかね』と言っている…」
「就活はスーツだと思っていたのに、面接前にビジネスカジュアルを指定された…」
などなど、多くの人の悩みの種になってしまっているようです。
実は僕自身、社会人になったときにはビジカジと右ひじの区別すらついていなかったほどで、毎朝コーデに悩まされていました…。
しかし、紳士服やバッグを販売している職場で先輩たちからのアドバイスを浴びつづけ、今では一人前のビジネスカジュアルマスターに。
ちょっとしたコツをつかんだことで毎朝のコーディネートも楽しめるようになり、いまではオフィス街を堂々と闊歩しております。
そこで、今回はそんなビジカジマスター・北野が、
そもそもビジネスカジュアルって何? ずばりどういうコーデなの?
「これさえおさえておけばいい!」というコーデの基本ルールは?
という疑問から、それぞれのアイテム選びのコツやおすすめブランド・ショップまで徹底解説します。
ビジネスカジュアルと共にあらんことを。
レザースニーカー
“ビジネスカジュアル”って、どういうこと?
まずはじめに、“ビジネスカジュアル”とはいったいなんなのか、ということから確認していきましょう。
基準は、「社外の人と会うのにふさわしい服装かどうか」
“ビジネスカジュアル”の基準は、『社外の人と会うのにふさわしい服装かどうか』。
要するに、『スーツスタイルほどかしこまらなくていいけど、よその人と会っても恥ずかしくないコーデでいてね』ということです。
オフィスによっては「ジーンズはダメ」「ネクタイ必須」など、具体的な規定がある場合もありますが、
それらも基本的には『社外の人と会うのにふさわしいかどうか』が基準となっています。
“オフィスカジュアル”は、もう一段カジュアル
ビジネスカジュアルとよく迷うのが、オフィスカジュアルという言葉。
こちらの基準は、『社内でデスクワークをするのにふさわしい服装かどうか』になります。
全体として、ビジネスカジュアルよりさらにもう一段カジュアルなコーディネートになっています。
ただし、やたらめったらカジュアルにしてもいいわけではなく、社会人としての清潔感は保っていることがポイントですね。
また、ふだんオフィスカジュアルで出勤していい職場であっても、
社外の人と会う用事のある日にはネクタイなどをプラスして、ビジネスカジュアル寄りのコーディネートにするのがおすすめです。
ビジネスカジュアルの正解コーデは、ずばりジャケパン!
『社外の人と会うのにふさわしい服装』。
——たしかに分かりやすい表現ではあるのですが、忙しい朝の時間を節約するためにも、もっとストレートな正解が欲しいところ。
僕がビジネスカジュアル初心者だったときも、同じことで悩まされていました。
そんなあるとき、先輩がこっそり耳打ちしてくれたのです…
ビジネスカジュアルにはひとつの正解がある、と。
初心者でも簡単! 最強のジャケパンコーデ
それでは、正解発表といきましょう。
『社外の人と会うのにふさわしい服装』…それはずばり、ジャケパンスタイルのことです。
ジャケパンスタイルとは、テーラードジャケットにスラックスやチノパンを合わせたコーディネートのこと。
上下のセットアップで販売されていることの多いスーツスタイルと違って、ジャケットとパンツはそれぞれ単体。
そのため、上下で色や柄のバリエーションが出しやすく、カジュアルかつビジネスの場にふさわしいスタイルとなっているのです。
ジャケパンが正解になる3つの理由
ビジネスカジュアルにおいて、どうしてジャケパンスタイルが正解とされているのか。
それには3つの理由があります。
どこの職場でも確実にOK
ひと口にビジネスカジュアルといっても、実際は職場ごとにOK・NGのラインは違います。
デニムやTシャツまでOKな職場があったり、ネクタイは必須という職場があったり…。
しかし、どこの職場であっても「ビジネスカジュアル」といわれたらジャケパンスタイルは確実にOK。
ジャケパンスタイルは、いわばスーツスタイルをそのままカジュアルにしたもの。
心知れたようなビジネスシーンでは、堅苦しいスーツよりもむしろふさわしい場合もあるのです。
職場によって、ネクタイが必須という場合はネクタイありのジャケパンコーデ、デニムやTシャツまで許されている場合でも、
まずはジャケパンスタイルで様子を見るのがよいでしょう。
ジャケットもパンツも、同じものを通年で使ってもOK
「これだけ持っていれば大丈夫」というのは、毎日の通勤にはうれしいポイント。
テーラードジャケットやスラックス、チノパンは、同じものを通年で使うことができます。
また、普段着と比べると縫い合わせや生地にきちんと感があるため、定期的なクリーニングやケアをしていれば何年も使いつづけられるものになっているのです。
もちろん、何着も持って日替わりで楽しむこともできますし、シーズンごとに素材を変えて温度調節をすることもできます。
上下の組み合わせが決まっているわけではないので、自分なりのパターンを楽しめるのも魅力ですね。
基本ルールをおさえるだけで誰でも上品&おしゃれに
ジャケットとパンツ別々に考えなければいけないといっても、サイズ感や鉄板カラーだけおさえれば、悩むポイントはもうありません。
「基本さえおさえれば簡単」というのも、社会人にとっては万々歳ですよね。
もちろん、『ビジネスカジュアル=ジャケパン』というわけではありませんが、ジャケパンをマスターすればビジネスカジュアルスタイルはバッチリです。
ジャケパンのスターターキットはこれ!
ジャケパンスタイルの基本セットは、
テーラードジャケット、スラックスorチノパン、シャツ、靴、ベルト。
これらを揃えて、このあと紹介する基本ルールさえおさえてしまえば、立派なビジネスカジュアルが完成します。
記事の後半では、アイテムごとの選び方のコツも解説しているので、そちらもぜひチェックしてみてくださいね。
これさえおさえればOK! ジャケパンスタイルの基本ルールとNG
それでは、必ずおさえたいビジネスカジュアルの基本ルールを解説します。
「これさえおさえていればOK!」という内容になっていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
あわせて「こりゃいかん…」と思われてしまうNG例もご紹介しますので、そちらも要チェックです!
【基本①】必ずチェックしたい肩幅・もも周り
ジャケットとパンツそれぞれでまず最初にチェックしたいのが、幅。
スーツと違ってテーラードジャケットには肩パッドがありません。
そのため、肩幅より狭すぎるものを選んでしまうと窮屈な印象になったり、反対に広すぎるものを選ぶとだらしなく見られてしまいます。
パンツも同じで、自分のもも周りに合っていないものを選んでしまうと、パツパツになったりダボダボになったり、いずれにせよ全体のスタイルが悪く見えてしまうのです。
ジャケットとパンツ、それぞれの幅は、
- テーラードジャケットは肩幅にジャストフィットするものを選ぶ
- パンツはもも周りに1.5cmほど余裕があるものを選ぶ
ということを意識するのがポイントとなります。
もちろん、ジャケットやパンツをわざとダボつかせたりピチピチに着たりするのもファッションのひとつですが、
ビジネスの場では別のポイントで個性を発揮するようにしましょう!
【基本②】全身で2トーンまで! 基本かつ鉄板のネイビー&グレー
せっかくカジュアルでいいといわれているんだから、配色もカジュアルにしたい!
…と思うのは当然ですが、あれもこれも、はNG。
色の数が多かったり派手すぎたりすると、チャラついて見えてしまうことや、むしろダサいと思われてしまうことも。
ビジネスの場では、
- 色のトーンは全身で2つまで
- 鉄板のネイビーやグレーを取り入れる
というのが基本ルールになります。
ネイビーやグレーは落ち着いて見え、ビジネスに最適な鉄板カラー。
それぞれ1色でコーディネートをまとめるのもいいですし、
同じく基本カラーであるベージュも取り入れて、2色でコーディネートしてみるのもアリです。
【基本③】シャツももちろん忘れずに! 最初は襟付きが正解
ジャケットやネクタイのありなしはありますが、シャツは必ず着なければならないものです。
ビジネス向けといえば、間違いないのが襟付きシャツ。
最初は、襟がしっかり自立したワイシャツやドレスシャツを選びましょう。
ビジネスカジュアルというとポロシャツもOKな職場もありますが、いきなりポロシャツで行くのはキケン。
まずは襟付きシャツで様子を見て、職場の雰囲気に合わせてポロシャツも着てみるといいかもしれません。
(僕も、昨年の夏、ついにポロシャツ通勤を果たしました…!)
ちなみに、ポロシャツについて詳しく知りたい場合は、「ポロシャツ専用記事」をご用意していますので、 ぜひご覧くださいませ!>> |
【NG】ホワイト、アンクルソックス、…いきなり雑誌のマネはキケン!
基本ルールの最後に…、NG集をご紹介します。
「爽やかそう…!」というだけでホワイトを選ぶのはNG
男性誌などでもよく取り上げられているのが、パンツやソックスにホワイトを取り入れたコーディネート。
爽やか~。
ところがビジネスの場では、ホワイトはNGとなっております。チャラついた印象を与えてしまうおそれがあったり、爽やかなようでむしろオジサン化してしまったり…。雑誌のようにはいきません…。
同じく、鮮やかな原色系やパステルカラーも避けるようにしましょう。
見せていいのは顔と手だけ! アンクルソックスもNG
ハリウッド俳優の方なんかがやっていると、「イカす…!」と思うアンクルソックス。
こちらも、ビジネスシーンではNGです。カジュアルといっても、見せていいのは基本的に顔と手だけ。
ソックスはすねを下から20センチ覆えるものを選びましょう。
+αで知っておきたい! シーズン別ビジネスカジュアル応用編
ビジネスカジュアルは基本ルールをおさえただけでも十分楽しむことができます。
しかし、せっかく「カジュアル」という言葉が付いているんだから、慣れてきたら少しおしゃれもしてみたいものですよね。
そこで次は、シーズン別のビジネスカジュアル応用編をご紹介します。
ジャケパンスタイルにちょっとプラスしたり、逆にちょっとマイナスしてみるだけで、シーズンに合ったコーディネートを楽しむことができますよ。
【春】だんだん暖かくなる時期には、麻・リネン生地がぴったり
日差しのやわらかな春には、麻やリネン生地のテーラードジャケットがぴったり。
肌ざわりや風通しがよく、自然な風合いを楽しむことができます。
胸元にポケットチーフを入れたり、ネクタイをする場合でも明るめのブルーを取り入れてみたりすると、爽やかさもアップしますね。
【夏】日差しの下では、クールビズスタイルも
暑くなってくると、「ジャケットなんて着ていられない!」という日もあります。
7月~9月には、ジャケットなしのクールビズスタイルを採用している会社も多いかもしれませんね。
ジャケットなしの場合気を付けたいのが、シャツの襟がきちんと立っていること。
襟が倒れているとだらしない印象になってしまいます。
首元の印象をきちっと決めたいときにおすすめなのが、ボタンダウンシャツ。
パンツはスラックス&靴は革靴、と、きちっと感のあるアイテムでコーディネートすると品良くまとめることができますよ。
【秋】ベストやカーディガンのあとは、ツイード地の重厚感を楽しむ
まだ夏の暑さが粘り強く残っている9月後半や10月には、ベストやカーディガンを羽織るのが吉。
サイズはジャストフィット、カラーは鉄板のネイビーorグレーがおすすめです。
11月にもなると一気に涼しくなってきますね。そこで登場させたいのが、ウールやツイード地のジャケットです。
↑ウールって、こんな感じです。暖かそう!
ウールやツイードは保温性に優れているため、秋口から冬場にかけての寒さ対策には大活躍。
濃い目の1枚を選べば、季節感も出るのでおすすめです。
【冬】ジャケットの上にはコート、下にはベスト
いよいよ寒さも本番。ウールのジャケットには続投してもらいましょう。
通勤にはアウターも必須になります。
ダウンパーカーなどちょっとカジュアル寄りのアイテムでももちろん大丈夫ですが、
特に外回りがある方におすすめなのはチェスターコート。
もも上くらいまで長さがあるものだと、全身のシルエットが上品に決まります。
さらに、秋口に着ていたベストをジャケットの下にプラスするのもアリです。
ジャケットの上からコートを羽織って、下にもインナーベストを着ることができるのは、ビジネスカジュアルならではのコーディネート。
まさに鉄壁の防寒スタイル。ただし、全体的に落ち着いたトーンで統一するようにしましょう。
ジャケットは? パンツは? アイテム別選び方のコツ
次に、アイテム別に選び方のコツをご紹介していきます。
それぞれいくつかのポイントをおさえるだけで、あっという間に立派なビジネスカジュアルスタイルが完成しますよ。
ジャケット選びのコツ:まずは肩幅!
ジャケット選びで、必ずチェックしたいのは以下の3点。
- 【サイズ】肩幅はバッチリ合わせたい! 他の寸法は最悪、後で丈詰め可
- 【袖丈】腕をまっすぐ下ろしたときに手の甲が隠れないくらい
- 【素材】春夏には麻・リネン、秋冬にはウール・ツイードがおすすめ
1つずつ解説していきますね。
ジャケパンスタイルの基本ルールにもありましたが、ジャケットはなんといってもまず肩幅から合わせるようにしましょう。
目安は肩の骨。肩の骨の一番出っ張っている部分に、袖の付け根がピッタリ重なっていればOKです。
袖丈は、腕をまっすぐ下ろしたときに手の甲が隠れないくらいが目安です。
パンツ選びのコツ:もも周りは「1.5cmつまめる」がポイント!
スラックス選びで、必ずチェックしたいのは以下の5点。
- 【種類】スラックスかチノパン。デニムはビジネスの場では基本NG!
- 【サイズ】もも周りは「1.5cmつまめる」がポイント
- 【ウエスト】ベルトなしで手のひらがひとつ入るくらい
- 【裾丈】靴の上にすっぽり被さるくらい
- 【色】ジャケットと合う色を選びたい。間違いないのはグレーです
1つずつ解説していきますね。
パンツを選ぶとき、もも周りとウエストと裾丈は要チェックです。
もも周りは、生地をつまんだときに1.5cmほど無理なくつまめることが目安になります。
それより細くても太くてもスタイルが悪く見えてしまうので注意です。
ウエストは、「ベルトなしで履いたときに手のひらがひとつ入る」、
裾丈は、「靴の上にすっぽり被さるくらい」が目安となります。
上下セットアップのスーツと違って、悩みどころになるのがパンツの色。
基準は、ジャケットと合わせても浮かないこと。グレーはまず間違いありません。
夏場には爽やかなベージュを取り入れるのも定番のコーディネートです。
シャツ選びのコツ:首周りには「指3本分」のゆとり
シャツ選びで、必ずチェックしたいのは以下の3点。
- 襟付きシャツがオススメ
- 首周りは「指3本分」のゆとり
- 無地のホワイトやブルーが正解ですが、細めのストライプ柄も◎
1つずつ解説していきますね。
ジャケパンスタイルの基本ルールにもありますが、襟付きシャツがおすすめです。
襟をかっこよく決めたいのであれば、ボタンダウンシャツを着るようにしましょう。
選ぶときは、首周りと袖丈をチェック。
スーツスタイルよりゆるめのシャツを着てもいいのですが、
首周りは第1ボタンまでしめたときに指3本分くらいのゆとりができるくらいのものにしておくとよいでしょう。
袖丈の基準は、腕をまっすぐ下ろしたときに手の甲が隠れないくらい。ジャケットと同じでかまいません。
色は無地のホワイトや無地のホワイトやブルーが正解ですが、細めのストライプ柄を取り入れるとちょっとおしゃれになりますよ。
ネクタイ、靴、バッグはスーツスタイルとの併用OK+“ならでは”のチョイスも!
ネクタイや靴などの小物を選ぶときのチェックポイントは……
- ネクタイ、靴、バッグはスーツスタイルとの併用OK
- ネクタイはネイビーが基本。レジメンタルやドット柄も。ニットタイも○
- 靴のおすすめは、革靴スニーカー&レザースニーカー
- バッグはブリーフケース以外にもトートバッグやリュックもOK
……といったところ。
基本的に、ビジカジスタイルに合わせる小物やアイテムは、スーツスタイルで使っている物をそのまま使って大丈夫。
そこにプラスして、ビジネスカジュアルならではのチョイスもおすすめですよ。
ネクタイは柄物やニットタイまでOK
ネクタイは、鉄板カラーのネイビーが基本になりますが、レジメンタルやドット柄など、柄物を取り入れるとあか抜けた印象になります。
スーツスタイルではNGだったニットタイも、ビジネスカジュアルなら爽やかでいいですよ。
靴のおすすめは、革靴スニーカー&レザースニーカー
革靴スニーカーは、見た目では革靴そのものにしか見えないのに実はスニーカー、という履き心地の良さが魅力。
レザースニーカーも、高級感のあるものであればオススメですよ。
「革靴スニーカー」について詳しく知りたい場合は、「革靴スニーカー専用記事」など参考にしてみてくださいね!>> |
同じく「ビジネススニーカー」の専用記事もございます。よろしければコチラからどうぞ。>> |
トートバッグやリュックもOKな通勤バッグ
スーツスタイルに合わせる通勤バッグといえば、ブリーフケースが定番。
しかし、ビジネスカジュアルスタイルには、トートバッグやリュックなど幅広いバッグを合わせることができます。
高級感も出したいのであれば、本革のアイテムがおすすめ。革ならではの香りやシボ感が、大人な雰囲気を演出してくれますよ。
「ビジネスバッグ」について集中的にチェックしたい方は、ビジネスバッグ専用記事をご覧くださいませ。>> |
おすすめのビジカジアイテム10選
ここからは、おすすめのビジネスカジュアルアイテムを紹介していきます。
実際に購入するときの参考にしてみてくださいね。
※掲載している参考価格や各通販サイトでの販売価格は、2022年3月時点のものです。予めご了承くださいませ。
キチッと見える
ビジネスシャツ |
足元を引き締める
レザースニーカー |
意外と蔑ろにされる
メンズパンツ |
夏ビジネスの定番
ポロシャツ |
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リーズナブルなれど高級感アリ。そんな“高見えシャツ”をお探しの方へ。 | オリンピック競技ウェアと同じ、“動きやすい立体構造”を採用した日本製ワイシャツ | ビジネス仕様の「ビズネルシャツ」で、秋冬の仕事を心地よく | 仕事でも休日でも履きやすい“丁度いい”ドレカジスニーカーな一足 | 【スリムなのに安心の3E設計】明治5年創業の老舗メーカーが仕立てる、最高峰のビジネススニーカー | 日本人のためのN35型で美脚を追及するイタリア製パンツ | オリンピック競技ウェアと同じ、“動きやすい立体構造”を採用した日本製パンツ | 【ポロシャツ御三家①】ポロシャツとして認知されているデザインの元祖 | 【ポロシャツ御三家②】アメリカントラディショナルの中心的ブランドのポロシャツ | 【ポロシャツ御三家③】英国の定番モデル×日本製技術のジャパンメイドポロシャツ | 究極の着心地を追及した、日本製の綿100%ポロシャツ |
リーズナブルなれど高級感アリ。そんな“高見えシャツ”をお探しの方へ。
「ユニバーサル・ランゲージ」は、あらゆる垣根(世代や国境、人種、性別 etc.)を越えた、世界に通用するファッションを提供したいという想いを掲げる、日本の高感度ファッションブランド。
ブランド『スーツカンパニー』の高級ラインにあたる存在です。
リーズナブルな割に、袖を通した時の高級感が抜群な“高見えシャツ”として、ワイシャツフリークの間では有名だったりするのです。
オリンピック競技ウェアと同じ、“動きやすい立体構造”を採用した日本製ワイシャツ
動体裁断とは、オリンピック選手の競技ウェアにも採用されている「動きやすい服を作るための技術」のこと。
“何も着ていないような気がする”ように服が身体にフィットしてくれるのが特徴で、『一度試すと、他のブランドが着られなくなる』といった着心地ジャンキー的な一面もあるほどです。
ビジネスで着用する1枚にも、しっかり投資していきたい方は是非チェックしてくださいね。
▼紹介したビジカジアイテムのレビュー
試しに1枚だけ買ってみたら、もう他のシャツが着られなくなりました
5.0
この着心地を知ってしまうと、他のシャツが窮屈に感じてしまうぐらいで、
シーズンに1着は買ってしまってます。引用元:公式通販サイト
ビジネス仕様のネルシャツ「ビズネル」で、秋冬の仕事を “ほわっ” と暖かく心地よく
「ビズネル」シャツとは、ビジネス仕様のネルシャツのこと。ビジネス仕様のポロシャツ「ビズポロ」のネルシャツ版です。
オリンピック選手の競技ウェアと同じ『最高に動きやすい服の技術』である動体裁断®を採用することで、何も着ていないような着心地に仕上がっています。
ジャケットを上に羽織っても着膨れしにくく、オフィスでシャツ1枚になってもスマートに見える。まさに秋冬のビジネスシーンにピッタリな1枚ですね。
仕事でも休日でも履きやすい“丁度いい”ドレカジスニーカーな一足
- 凄く革靴に気を使っているワケではない
- でも、安っぽかったり、歩き心地が固かったりするのは嫌
な方にオススメな日本のシューズブランド『テクシーリュクス』の革靴スニーカーです。本当に、丁度いいクオリティです。
アッパー(足の甲を包む部分)に、アンティーク加工を施した牛革を採用しているため、ジャケットスタイルに合わせられるほどドレス感のある一足に仕上がっています。
革靴っぽさとスニーカーっぽさが絶妙に合わさっているため、ONでもOFFでもコーデニ合わせやすいのは嬉しいですね。
▼紹介したビジカジアイテムのレビュー
もう何足目か?!
5.0
腰が悪くなってから、スニーカー感覚に近いビジネスシューズを探していて出会ったのが、texcy luxeです。快適に毎日1万歩以上歩けています。
脱ぎ履きも楽なので、いつまでも踵が良い状態を保ているのも魅力です。同じ様なタイプの他メーカーは、2万円近くしますので良心的だなぁといつも感心しています。サラリーマンを辞めるまで愛用品になると思います。引用元:公式通販サイト
【スリムなのに安心の3E設計】明治5年創業の老舗メーカーが仕立てる、最高峰のビジネススニーカー
ライフスタイルの変化と共に移り変わってきた「日本人の足」を、データに基づいた立体設計で優しくホールド。
実は“ゆったり3E設計”であることも相まって、写真のとおり(↑)非常に細いシルエットにも関わらず気持ちのいいフィット感を楽しむことができます。
セメント製法ではありますが、足の甲を包む部分(アッパー)のレザーが無事ならオールソール交換も可能なのも、嬉しいポイントですね。
格好良さや履き心地に、しっかり投資していきたい方に、おすすめのビジネススニーカーです。
▼紹介したビジカジアイテムのレビュー
スタイル、履き心地ともに大満足です!
5.0
バーガンディに続き、今回はブラックを購入。最初のバーガンディが予想以上、 期待以上の見栄え。
そして私には履き心地がピッタリで非常に歩きやすかった。 バーガンディをプライベート用に回し、今回のブラックはビジネス用にするつもりです。引用元:公式通販サイト
日本人のためのN35型で美脚を追及するイタリア製パンツ
イタリアのブランドではあるのですが、日本人の体型に合わせた「N35型」が販売されているため、いわゆる“美脚”を実現してくれます。
スラックスではありますが、光沢感控えめなので、ジャケパンスタイルとの相性も◎です。
オリンピック競技ウェアと同じ、“動きやすい立体構造”を採用した日本製パンツ
オリンピック選手の競技ウェアと同じ、肉体に負荷をかけず、だけれど体にはフィットする(ブカブカにならない)ことを突き詰めた珠玉の一本。
椅子に座ったときに“パンツの生地が膝で突っ張る感覚”は誰しも感じたことがあると思いますが、それが大きく緩和されており、立っている時も座っている時も、裾の高さが変わらないほどです。
ワイシャツ以上に見過ごされがちなパンツの着心地。気になる方は是非チェックしてみてくださいね。
【ポロシャツ御三家①】ポロシャツとして認知されているデザインの元祖
現在、ポロシャツとして広まったデザインの元祖にあたるモデルL1212……を日本で企画・製造したジャパンメイド版になります。
王道中の王道。とりあえず、良いポロシャツを探している人にとっては、まず最初に選択肢に上がる一品と言えます。
【ポロシャツ御三家②】アメリカントラディショナルの中心的ブランドのポロシャツ
さらっと心地よい鹿の子素材や、動きやすさをプラスする裾のスリットなど、デイリーウェアとして頼れる仕上がりになっていますね。
今回紹介しているのは、日本人の体型との相性がいいボーイズラインの1枚になります。
【ポロシャツ御三家③】英国の定番モデル×日本製技術のジャパンメイドポロシャツ
今回紹介するのは、フレッドペリーの定番モデルM12を日本国内で全ての工程を扱ったジャパンメイド版です(生地の編みから縫製まで)。
お馴染みの襟羽根や袖崎のストライプはそのままなので、ちょっと柄のアクセントが欲しい人にピッタリですね。
究極の着心地を追及した、日本製の綿100%ポロシャツ
オリンピック金メダルの獲得を支えた競技ウェアと同じ技術を採用することで、「試したら他ブランドのシャツが着れない…」というレビューが付くほどのノンストレスを実現しています。
身体の動きにシャツが合わせてくれるため、腰回りで生地がダボつきにくく、スマートに見えるという嬉しい特徴もあります。
あとがき
以上、ビジネスカジュアルの基本ガイドとアイテム選びのコツでした。
ここまで読んでくださった方なら、立派なビジネスカジュアルの使い手になられているはず。
明日からぜひ、オフィス街を堂々と闊歩してください。
『紳士のシャツ』編集部の北野でした。
それでは、また会う日まで。
日本製シャツブランド
究極の着心地を追及する日本のシャツブランド「インダスタイル トウキョウ」特集
“宇宙飛行士の船内作業着”を仕立てた技術と型紙をベースに始まった「インダスタイル・トウキョウ(INDUSTYLE TOKYO)」は、1956年創業の老舗メーカー『丸和繊維工業』が展開する日本のシャツブランドです。
オリンピック選手の競技ウェアや、宇宙船飛行士の船内作業着など、プロフェッショナルのパフォーマンスを支える服に採用された「動体裁断®」という技術を世界で初めて、ワイシャツに投入。『試しに一度着て見たら、他のブランドのシャツが着られない』といった声が寄せられるような着心地を生み出しています。
『アド街ック天国』やNHKなどの映像メディアから、ゴルフ雑誌EVEN、ディスカバリージャパンなどなど、様々なメディアで取り上げられています。