シャツ1枚で快適な秋、最高!なんて思ってたらあっという間に冬将軍の足音が。
今年も「ビジカジの冬」がやってきた!
……あれ、クローゼットに秋冬用の服がないな…。
そういえば去年もなんやかんやで通年のシャツとジャケットで乗り切ったんだっけ…。
今年こそ!おしゃれなビジネスカジュアルで冬をホカホカ楽しみたい!
こんにちは、『紳士のシャツ』編集部の岡田です。
冒頭のような経験、みなさんもあると思います。
冬用のワードローブって、なぜかその時々にぴったりなものがないんですよね、不思議です。
この記事では、冬のビジネスカジュアルをおしゃれに楽しむため
「ビジネスカジュアルってどこまでOK?」
「今年こそおしゃれビジカジに挑戦するぞ!」
「冬の着こなし、むずかしすぎて結局いつもスーツ…。」
といった悩みを解消すべく、“冬ビジカジ”の着こなし術と大活躍の着回しアイテムをご紹介します。
日本製ワイシャツ
ギンガムチェックシャツ
そもそも「ビジネスカジュアル」って?
まずは「ビジネスカジュアル」の定義からおさらいしていきましょう。
ポイントは「社外の人に会えるかどうか」
ビジネスカジュアルとは、スーツほどカッチリしてなくてオフの日ほどカジュアルではない、ビジネスのエッセンスを残してリラックス感とアイテム選びの自由さを追加したビジネススタイルです。
人や職場によって捉え方は様々ですが、ルールを明文化するなら、「社外の人と会うのに適切な服装」。
スーツのカジュアル化が進んで誕生したのがビジネスカジュアルなので、あくまで“ビジネス”スタイルであることは忘れてはいけません。
オフィスカジュアルとの違いは?
簡単にいえば「社外の人に会わない前提の服装」です。
オフィスカジュアルは、あくまでオフィス内を快適に過ごすスタイル。そのため、ビジネスカジュアルよりもよりゆったりしたカジュアルスタイルです。
この記事では「社外の人に会える」ビジネスカジュアルについてまとめています。
冬はどこまでカジュアルでいいの?
さて、ここで気になるのは「どこまでカジュアルを攻めていいのか」。
夏はノーネクタイやポロシャツなどカジュアル化のアイテム選びが簡単だったけど、冬のビジカジはそうはいかない。だって選択肢が多すぎる!
ニット?セーター?カーディガン?パーカーはさすがにNG?ネクタイは?etc…。
アイテムが増え、組み合わせも増える「冬のビジカジ」に踏み込む一歩目はなかなか重たいものです。
でも3つのポイントだけ押さえてしまえば、冬のおしゃれビジカジの完成はすぐそこ。
毎冬、ビジカジが頭をよぎりながらも通年のスーツに落ち着いている人でも、明日から職場で一目置かれるビジカジマスターです!
ひとつずつ解説していきます。
意外とカンタン。デキる男の冬ビジカジ選び。
「冬ってアイテムが多いからコーディネートがたいへん!」
そう思われがちですが、アイテム選びでグッと簡単になります。
職場でいつもおしゃれなあの人がやってるのは大体この3つです。
ポイント①見た目もあたたかな素材を選ぶこと。
まず大切なのは、秋冬素材のアイテムを選ぶこと。
ウールやカシミヤ、ツイード、フランネル、フリース、コーデュロイなどが代表的ですね。
素材ごとに得意とするアイテムがあるので、素材ごとに簡単に特徴をまとめました。
- ウール…万能冬素材。幅広いアイテムでおすすめ。とりあえず選んでおけば間違いない。
- ツイード…耐久性に優れているため、ジャケットで選ばれることが多い。
- フランネル…起毛が抑えめのものがおすすめ。最近はビジネス用のネルシャツも多い。
フリースやコーデュロイはカジュアル感が強いので、ビジネスカジュアルでは避けるのが吉。
ポイント②迷ったらベーシックカラーが◎。
素材の次に大切なのが、色選び。
コーディネートの悩みは大体ここです。
「とにかく悩まずに、おしゃれに見えるようにしたい!」という方には特に取り入れてみていただきたいポイントです。
「このジャケットにこの色のシャツ、変じゃないかな…」
と鏡の前であれこれ悩んでいるうちに、面倒になってしまってスーツに袖を通したことが筆者は何度もあります。
休日ならそれもおしゃれを楽しむ時間ですが、ビジネスに勤しむ毎日は服を選ぶ時間も惜しい!
そこで選びたいのがブラックやグレー、ベージュなどのベーシックカラー。
ジャケット、シャツ、パンツをこのカラーで選んでおけば、どんな組み合わせも自然とまとまる、コーディネートの時短テクです。
特にダークグレーはこなれ感が出るのでおすすめのカラーです。
好きなカラーや一目惚れのカラーがある場合も、他のアイテムがダークトーンのベーシックカラーならOK。
その際実践したいのが『2色理論』。コーディネート全体使う色を2色以内にすれば全てが自然とまとまるという理論を使えば、もう色合わせで悩むことはありません!
冬のビジカジ選びで注意したいのは、ボルドーなどの暖色系を選ぶこと。秋冬のベーシックなアイテムはほとんどが暖色系で展開されているので、そこにひとつだけ寒色系(パキッとした白や涼しげな青)が入ると浮いて見えてしまいます。
ポイント③ジャストサイズで清潔感のあるスタイルに。
3つめ。そして一番大切なのが、サイズ感。
おしゃれに見えるビジネスカジュアルに必須なのが清潔感。そして清潔感はずばりサイズ感。そう言って間違いありません。
同じ素材、同じ型のアイテムでも、ジャストサイズか否かで印象は180度変わります。
「そうは言ってもジャストサイズがよくわからん!」という方に向けて、アイテムごとのサイズ選びの目安を載せておくので、参考にしてみてくださいね。
ジャケットのサイズ選び
一番重要なのは、肩幅。ここさえバッチリ合わせておけば、他は最悪あとからでもお直しすることができます。
目安は、肩とジャケットの間に人差し指が入る程度のゆとりがあるサイズです。
パンツのサイズ選び
ポイントはふたつ。ウエストともも周り。
ウエストはビジネスウェアに限らずまず気にするところ。ベルトなしで手のひらが入るくらいが理想です。
見落としがちなのがもも周り。
1.5cmほど無理なくつまめるのがベストです。
裾については、購入時には神経質にならなくてもOK。
あとでお直しすればいいのです。
ビジネスカジュアルのサイズ選びについて、画像付きで解説した記事がありますので、よろしければご覧くださいませ。>> |
冬のビジカジに要チェックのアイテム&コーディネートヒント
冬ビジカジの王道、ツイードジャケット。
冬素材のジャケットを主役にコーディネート。
他のアイテムをダークトーンにすることで、ジャケットの明るめグレーを取り入れやくしたコーディネートです。
モノトーン寄りな色合わせにネクタイのタータンチェックの色をプラスする上級テクニックで華やかさも演出しています。
万能チノパンは、冬だって大活躍。
言わずと知れた名脇役、チノパン。
なんと言ってもその汎用性。通年使える上に、どんなアイテムとも相性◎。
「秋冬ジャケット、いつもは着ない柄を買ってみた…!」
そんな冒険心に寄り添ってくれるビジカジ優等生です。
起毛感のあるジャケットには、起毛感のあるシャツを。
実は印象を大きく変えるのがシャツの素材選び。
ツイードなどの起毛感のある秋冬ジャケットには、同様に起毛感のある生地のシャツがベストマッチ。
シャツとジャケットの素材感が揃っていると一気に“冬のビジカジ上級者”になります。
おすすめは起毛感が抑えめのフランネルシャツ。
肌触りが良くて暖かいというのもフランネルならではの嬉しいポイントです。
セーターをプラスしてきれいめにカジュアルダウン
冬らしくカジュアルダウンしてくれるのがUネックセーター。いつものシャツの上から着るだけで秋冬らしくおしゃれに、あたたかく過ごせます。
オフィスではジャケットオフ、という方におすすめです。
カーディガンはジャケットオフも難なくこなす優れもの。
着こなしの幅を大きく広げてくれるカーディガン。
ジャケットの下に着るのもよし、さらっと羽織るのもよし。そして何より、綺麗なVゾーンを作ってくれるので、ジャケットオフでもきっちりしているように見えるのが嬉しいポイントです。
タートルネック+セットアップがあか抜け最短距離。
最もスタイリングに悩まない&おしゃれに見えるのはタートルネック×セットアップの組み合わせ。
ダークトーンのタートルネックはどんなカラーや柄にも対応してくれるので、1枚持っておくと心強いアイテムです。
冬のビジカジで大活躍間違いなしのアイテム10選
ここからは、冬のビジネスカジュアルに活躍すること間違いなし!なアイテムを10つご紹介します。
ビジネス仕様のネルシャツ “ほわっ” と暖かく心地よく。 |
空気を包むように編み上げた 綿100%フランネルシャツ |
冬のじんわり汗、もう気にしない!汗じみ防止ワイシャツ | 冬ビジカジ最初の1枚に!高コスパシャツ。 | ビジカジ◎なヘリンボーン柄フランネルシャツ | よりカジュアルなシーンで活躍!スタンドカラーシャツ | 冬のビジカジにも頼れるユニクロ | 気どらず着られる上質ツイードジャケット | あたたかくてしゃっきり見える「圧縮ウール」 | 冬のビジカジにも頼れるユニクロ。 |
– 価格 – 19,800円 |
– 価格 – 19,800円 |
– 価格 – 19,800円 |
– 価格 – 8,690円 |
– 価格 – 8,690円 |
– 価格 – 6,600円 |
– 価格 – 2,990円 |
– 価格 – 92,400円 |
– 価格 – 69,300円 |
– 価格 – 3,990円 |
ビジネス仕様のネルシャツ「ビズネル」で、秋冬の仕事を “ほわっ” と暖かく心地よく
秋冬のビジネスシーンで活躍してくれる、ビズネルシャツです。
「ビズネル」シャツとは、ビジネス仕様のネルシャツのこと。ビジネス仕様のポロシャツ「ビズポロ」のネルシャツ版です。
オリンピック選手の競技ウェアと同じ『最高に動きやすい服の技術』である動体裁断®を採用することで、何も着ていないような着心地に仕上がっています。
ジャケットを上に羽織っても着膨れしにくく、オフィスでシャツ1枚になってもスマートに見える。まさに秋冬のビジネスシーンにピッタリな1枚ですね。
空気を包むように編み上げた綿100%フランネルワイシャツ
空気を包むようにふんわりと編み上げた綿100%のフランネルニットシャツです。
織り生地と違って、編んで仕立てられたニット生地なので、伸縮性があってからだにやさしくフィットしてくれます。
冬のじんわり汗、もう気にしない!汗じみ防止ワイシャツ
通勤電車も暖房の効いたオフィスも、じんわりと汗をかくもの。
「ちょっと暑いけど、汗が気になってジャケットが脱げない!」
なんてことがある方にオススメしたいのがこちらの『ディスノーティス®︎』加工が施されたワイシャツ。
生地の表面に向かって水分が発散していくので汗染みになりにくい&ドライで快適な着心地に仕上がっています。
冬ビジカジ最初の1枚に!高コスパシャツ。
という方に、冬のビジネスカジュアル最初の一着としておすすめするのがユニバーサルランゲージのネルシャツ。
スーツブランドが仕立てているため、「ビジネスで着てもいいんだ!」という安心感があります。
胸ポケットがないことや、フレンチフロント(前合わせに折り返しがない)などのディティールがドレッシーな印象のポイントです。
ビジカジ◎なヘリンボーン柄フランネルシャツ
公式通販ではカジュアルシャツとして展開していますが、ドレス感のあるヘリンボーン柄×ホワイトで冬ビジカジとの相性抜群な1品です。
よりカジュアルなシーンで活躍!スタンドカラーシャツ
いつものワイドカラーからスタンドカラーにするだけで“こなれ感”が出るので、よりカジュアルなシーンでおすすめです。
冬のビジカジにも頼れるユニクロ
ピックアップしたのは、チェック柄のフランネルシャツ。
基本はカジュアルなチェックですが、ダークトーンで統一することでビジカジなら着られる表情に仕上がっていますね。
気どらず着られる上質ツイードジャケット
「自分たちが本当に良いと思う素材を追求する」をコンセプトに、生地から開発された一着です。
これ一着でオーセンティックな装いに仕上げてくれるアイテムです。
あたたかくてしゃっきり見える「圧縮ウール」
肌着製造から始まった丸和繊維工業が仕立てるジャケットは、その着心地が一番の特徴です。
ピックアップしたジャケットは、コットンとウールで編んだ「圧縮ウール」を使用することで、リラックス感とかっちり感の両立を実現しています。
着ている事を忘れるほどの軽い着心地のジャケットです。
冬のビジカジにも頼れるユニクロ。
全身ユニクロでも1週間余裕で着回せる心強い品揃えです。
冬ビジカジに向けてまず買っておきたいのが名作チノパン。
この価格でこの品質、もはやチノパンの完成系なのではないか…という声を聞くほどの高コスパです。
あとがき
以上、冬のビジネスカジュアルにおすすめのコーディネートとアイテムをご紹介しました。
自分のライフスタイルに合いそうな冬のビジネスカジュアルは見つかりましたでしょうか?
ここまでは『紳士のシャツ』編集部の岡田がお送りしました。
日本の冬を、おしゃれに快適に過ごしましょう!
それではまた!
究極の着心地を追及する日本のシャツブランド「インダスタイル トウキョウ」特集
“宇宙飛行士の船内作業着”を仕立てた技術と型紙をベースに始まった「インダスタイル・トウキョウ(INDUSTYLE TOKYO)」は、1956年創業の老舗メーカー『丸和繊維工業』が展開する日本のシャツブランドです。
オリンピック選手の競技ウェアや、宇宙船飛行士の船内作業着など、プロフェッショナルのパフォーマンスを支える服に採用された「動体裁断®」という技術を世界で初めて、ワイシャツに投入。『試しに一度着て見たら、他のブランドのシャツが着られない』といった声が寄せられるような着心地を生み出しています。
『アド街ック天国』やNHKなどの映像メディアから、ゴルフ雑誌EVEN、ディスカバリージャパンなどなど、様々なメディアで取り上げられています。
『アド街ック天国』やNHKで話題!インダスタイルトウキョウのおすすめ動体裁断®アイテム
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皇室御用達『傳濱野』
メンズライン特集
“老舗の当主が欲しいもの”を、皇室御用達の確かな仕立てで。
▼ブランドの概要
『傳濱野(でんはまの)』は、ロイヤルファミリー3代からご用命を受けた濱野家による、日本のブランド。
その歴史はなんと140年前の明治初期から。
皇室に献上するフォーマルバッグを仕立てていただけあって、その仕立ての良さはお墨付きです。
そんな傳濱野メンズラインのコンセプトは、
「数えきれないほどのレザー・財布を見てきたブランド当主が、自分で欲しいと思ったものを作る」というもの。
そのコンセプトなだけあって、
「これこれ、こういうのが欲しかったんだよ」
という、大量生産では叶わないようなアイテムが展開されています。