Tシャツは、広げた形がTの字に見えるから「Tシャツ」。
そして、Yシャツは、広げた形がYの字に見えるから「Yシャツ」。
そんな由来話を聞いたこと、ありませんか?
この2つの由来。Tシャツの方は正しいのですが、Yシャツの方は間違っているとされています。
ワイシャツという言葉からできた後、Tシャツの由来に引っ張られてYシャツの由来が生まれたようなのです。
ではでは、ワイシャツの「ワイ」とは何なのか。
ズバリ答え(厳密には、主力な説ですが)を言ってしまうと、ワイシャツのワイは「ホワイト」の「ワイ」です。
今回はそんなワイシャツのワイについて、コラム的にふれていきたいと思います。
ワイワイ喧しい感じになっておりますが、よろしければ、どうぞご覧くださいませ。
ワイシャツは「Yシャツ」ではなく、「ホワイトシャツ」のこと
「ワイシャツ」は外国から日本に伝わった際に、外国人が口にした「White Shirt(白いシャツ)」を聞き間違え、それがそのまま定着した名称だとされています。
ただ聞き間違えたとは言っても、whiteのネイティブ発音は「ホ」と「ト」をほとんど発音しません。
だから、ホワイトという単語を知らなければ、そりゃ「ワイ」って聞き取るよなと思うのが正直なところです。
何にせよ、ワイシャツはホワイトシャツのことなので、実は「青いワイシャツ」みたいな言い方は、本来的には矛盾をはらんだ言い回しだったりするのです。
ホワイトシャツをワイシャツと聞き間違えた人物は……?
ちなみに、ホワイトシャツをワイシャツを聞き間違えた人物は、石川清右衛門氏。勿論、これも所説あります。
1876年から続く日本最古のオーダーシャツ専門店・大和屋を立ち上げた人物です。
あとがき
ワイシャツのワイは、ホワイトのワイ。
そして、ホワイトシャツをワイシャツと聞き取ったのは石川清右衛門氏。
今回は、この2点にフォーカスして、簡単なトリビアをご紹介しました。
何か会話の中でYシャツの由来の話になったときは、是非ぜひ、この2つの話を展開して ドヤっ て頂ければと思います。
『紳士のシャツ』編集部の大山でした。
では皆さま。
体調にお気を付けくださいませ。
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