もはや人類の必需品にして、全てのアパレル系ブランドが生産しているといっても過言ではない「Tシャツ」。
一見、どれもこれも同じに見えるアイテムなのですが、シンプルだからこそ「素材感」や「厚み」「高級感」「シルエット」などで誤魔化しが効かない、実は奥深いアイテムでもあります。
今回の記事では、そんなTシャツに焦点をあてまして、一部用語の解説や人気のブランドを紹介していこうと思います。
「とりあえず無地(普通)なTシャツを探してるんだけど、おすすめのブランドとかある?」
「厚手のTシャツでオススメなのは何?」
「色々なTシャツを横並びで見比べてみたい」
などなど、そんな疑問や悩みをお持ちの方のお手伝いができると幸いです。
日本製・高級Tシャツ
ブランド紹介の前に、用語を少し解説
さっそくおすすめTシャツブランドを紹介する前に、Tシャツを探すときに目にする用語を少し解説しておきたいと思います。
生地の厚みを間接的に知る指標になる「オンス数(oz)」
オンス数とは、生地の【重さ】を表す単位です。
シャツの厚みを気にする人が良く目にする値だと思いますが、実は“生地の厚みそのもの”を表す値ではありません。あくまでも指標の1つだということは、覚えておきましょう。
具体的には、1オンス生地=1平方ヤード(0.85㍍×0.85㍍)あたり約28.35㌘という関係性になり、重い生地というのは大抵分厚い生地なので、オンス数が分かれば厚みが分かるという具合です。
オンス数からオリジナル生地の素材配合がバレないように、オンス数を非公表にするブランドもあるそうです。
オンス数 | 目安・特徴 |
---|---|
3~4オンス | 一般的なTシャツがこのレベル。ペラペラで薄いと感じるものは、3オンス未満のものが多い。 |
5オンス以上 | 厚みのある生地感で、ヘビーウエイト生地と呼ばれるようになる。アメリカブランドのヘビーウエイトTシャツは、6~8オンスが多い。 |
12オンス以上 | 生地は存在するものの、Tシャツとして実用性が無いため、生産しているブランドはない。多分。 |
Tシャツの脇部分に縫い目がない「丸胴編み」
基本的に、Tシャツは2枚の平面生地を縫い合わせて立体構造を作るものなのですが、丸胴編みは、最初から生地を筒状に編み上げることで、縫い合わせる工程を減らすことができる製法です。
生地と生地をしっかり縫い合わせる部分が減るため、Tシャツになったときの“つっぱり感”が少なくなり、より着心地がいい1枚に仕上がる特徴があります。
この丸胴編みの究極系ともいえるのが「ホールガーメント」と呼ばれるもの。
ホールガーメントはTシャツの形すべてを編み機で編み上げてしまうため、一針も縫わずにTシャツの形ができあがるのです。
おすすめTシャツブランド25選
ここからは、おすすめの「Tシャツブランド」と「ピックアップ商品」を紹介していきます。
今回は24ブランド(24商品)を、4つのジャンル
に分けてみました。実際に商品を購入するときの参考にしてもらえれば幸いです。
※掲載している参考価格や各通販サイトでの販売価格は、2023年6月時点のものです。予めご了承くださいませ。
シンプルだからこそ “投資の価値アリ” な
高級Tシャツ5選 |
アメリカテイストや
『分厚いTシャツ』を求める人向け7選 |
生活を下支えする
格安Tシャツ4選 |
価格帯がミドル~ハイクラスの
“良いTシャツ” 8選 |
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素材からデザインするほど細部にこだわった1枚 | 縫製ゼロで生み出した“究極の着心地”&“美シルエット | 大量消費とは別軸に価値を見出した1枚 | セレブ御用達高級Tシャツ | お馴染みワニロゴがアクセント | [5.3 オンス] 定番Tシャツの日本向けアレンジ | [6.7 オンス] Cロゴマークがアクセントの老舗ブランドの1枚 | [7 オンス] 2000年で生産終了したモデルの復刻&日本別注版 | [7 オンス] フルーツの刺繍をコッソリ入れた定番ブランド | [9 オンス] 古き良きアメリカ製品の無骨さを目指した1枚 | [7.2 オンス]アメリカ製ヘビーウェイトを守る一角 | [11 オンス] 生地の分厚さ日本一!! 購入に覚悟必須なTシャツ | 北米シェアNo.1ブランドのスタンダードTシャツ | ユニクロの歴史に残る傑作Tシャツ | 無地アイテムを良質・良コスパで発信 | アウトドアブランドの定番Tシャツ | 古着より古着っぽい“あたたかみ”がある1枚 | 上品なフランスの色気を採り入れた1枚 | シルケット加工で上品&高級な素材感 | ワインのように時間をかけて愛したくなるものづくり | 汗染みが目立たない機能系Tシャツ | 胸から袖にスクリプトが駆けるデザインTシャツ | 上品×リーズナブルなフランスTシャツ | かすれたゴシックロゴがヴィンテージ感を演出 |
– 価格 – 17,600円 |
– 価格 – 25,300円 |
– 価格 – 12,100円 |
– 価格 – 14,300円 |
– 価格 – 12.100円 |
– 価格 – 3,300円 |
– 価格 – 3,990円 |
– 価格 – 4,950円 |
– 価格 – 1,650円 |
– 価格 – 7,920円 |
– 価格 – 7,700円 |
– 価格 – 4,900円 |
– 価格 – 770円 |
– 価格 – 1,290円 |
– 価格 – 1,320円 |
– 価格 – 4,860円 |
– 価格 – 7,480円 |
– 価格 – 4,980円 |
– 価格 – 8,580円 |
– 価格 – 8,580円 |
– 価格 – 5,500円 |
– 価格 – 5,940円 |
– 価格 – 14,300円 |
– 価格 – 8,800円 |
– 胸ポケットの有無 – なし |
– 胸ポケットの有無 – なし |
– 胸ポケットの有無 – あり |
– 胸ポケットの有無 – なし |
– 胸ポケットの有無 – なし |
– 胸ポケットの有無 – あり |
– 胸ポケットの有無 – あり |
– 胸ポケットの有無 – なし |
– 胸ポケットの有無 – なし |
– 胸ポケットの有無 – あり |
– 胸ポケットの有無 – あり |
– 胸ポケットの有無 – なし |
– 胸ポケットの有無 – なし |
– 胸ポケットの有無 – なし |
– 胸ポケットの有無 – あり |
– 胸ポケットの有無 – なし |
– 胸ポケットの有無 – あり |
– 胸ポケットの有無 – なし |
– 胸ポケットの有無 – あり |
– 胸ポケットの有無 – なし |
– 胸ポケットの有無 – あり |
– 胸ポケットの有無 – なし |
– 胸ポケットの有無 – なし |
– 胸ポケットの有無 – あり |
– 生産国表記 – – |
– 生産国表記 – 日本製 |
– 生産国表記 – 日本製 |
– 生産国表記 – アメリカ製 |
– 生産国表記 – – |
– 生産国表記 – 中国製 |
– 生産国表記 – ハイチ製 etc. |
– 生産国表記 – アメリカ製 |
– 生産国表記 – 中国製 |
– 生産国表記 – 日本製 |
– 生産国表記 – アメリカ製 |
– 生産国表記 – 日本製 |
– 生産国表記 – – |
– 生産国表記 – – |
– 生産国表記 – 中国製 |
– 生産国表記 – ブルガリア製 |
– 生産国表記 – 日本製 |
– 生産国表記 – フランス製 |
– 生産国表記 – イタリア製 |
– 生産国表記 – フランス産 |
– 生産国表記 – – |
– 生産国表記 – 中国製 |
– 生産国表記 – – |
– 生産国表記 – – |
– ブランド名 – オーラリー |
– ブランド名 – インダスタイル・トウキョウ |
– ブランド名 – フィルメランジェ |
– ブランド名 – スリードッツ |
– ブランド名 – ラコステ |
– ブランド名 – ヘインズ |
– ブランド名 – カーハート |
– ブランド名 – チャンピオン |
– ブランド名 – フルーツ・オブ・ザ・ルーム |
– ブランド名 – グッドオン |
– ブランド名 – グッドウェア |
– ブランド名 – 京都イージー |
– ブランド名 – ギルダン |
– ブランド名 – ユニクロ |
– ブランド名 – ユナイテッドアスレ |
– ブランド名 – ザ・ノースフェイス |
– ブランド名 – レミレリーフ |
– ブランド名 – セントジェームズ |
– ブランド名 – ジチピ |
– ブランド名 – バンドール |
– ブランド名 – ナノ・ユニバース |
– ブランド名 – チャリアンドコー |
– ブランド名 – アニエスベー |
– ブランド名 – マーガレット・ハウエル |
素材探しからデザインするほどディティールに力を注ぐ|オーラリー(AURALEE)
『オーラリー』は、2015年の春夏コレクションでデビューした日本のファッションブランドです。
とにかく素材にこだわっているのが特徴で、扱う素材は基本的にオリジナル素材のみ。厳選した世界中の素材・原料を日本に持ち帰り、日本の高い縫製技術で形にするスタイルをとっています。
▼ピックアップTシャツの特長
上質な超長綿にカシミヤを混紡した糸を追撚し、編み立てた光沢感が特徴のTシャツ。
追撚(普通に撚った糸にさらに撚りを加え、強度を上げる)により、上質感にタフさをプラス。ブランドとしてオーラリーが目指す「毎日着られる上質さ」にピッタリな一枚と言えます。
究極の着心地&高級感を追及。ひと針も縫わないホールガーメントTシャツ|インダスタイル・トウキョウ(INDUSTYLE TOKYO)
『インダスタイル・トウキョウ』は、創業60年を超えるニット専業老舗ファクトリーが展開するシャツブランドです。
オリンピック選手のスポーツウェアと同じ「動体裁断®」をシャツ作りに採り入れることで、着用シルエットはスリムなのに、何も着ていないような軽い着心地を実現。実際に、『一度試すと他ブランドのシャツが着られない』といった声が寄せられているそうです。
今回は、そんなインダスタイルトウキョウから、ひとはりも縫わないTシャツを紹介します。縫製メーカーが、縫製ゼロの商品を企画するという、なかなかにロックなプロダクトだと言えますね。
海外から“東洋のマジック”と称される「ホールガーメント技術」で編み上げたTシャツです。
縫製箇所、すなわち「布と布を重ねて縫い合わせる、硬くなりがちな部分」が1つもないため、引きつれが全く起こらず、記事が重力に引かれたときの“とろり”とした落ち感が特徴で、シルクの光沢感と相性抜群です。
プレーンなシンプルデザインに、最高の素材と最高の技術を突っ込んで完成した1枚。他の人とは違うTシャツを探し求めている方は、是非チェックしてみてくださいね。
▼人気ゴルフ専門誌『EVEN』に掲載されたコメント
断言しよう、国産最高峰のTシャツである
引用元:公式通販サイト
着心地の軽さと、ほどよい上品さを両立。|インダスタイル・トウキョウ(INDUSTYLE TOKYO)
創業60年の老舗ニット工場が展開する『インダスタイルトウキョウ』から、もう1枚。
ご紹介しますは「ヘンリーネックTシャツ」です。
ポロシャツを思わせる首元のデザインが特徴的な、ドレス感のあるTシャツです。
それに対して動体裁断®Tシャツは、計4枚(前と後、右脇、左脇)の生地パーツを縫い合わせて胴の立体を形作っていきます。
この設計によって非常に軽い着心地に仕上がっています。
大量消費時代だからこそ、根本の価値(軽さ・あたたかさ・肌ざわり)を大切に。|フィルメランジェ(FilMelange)
究極のカットソーブランドを目指し、2007年春に誕生した日本のブランドです。
オーガニックな素材を積極的に採り入れたり、膨大な編み時間と引き換えに“柔らかさとタフさを兼ね備えた生地”が編みあがる機械を採用したり、大量消費とは別軸に価値を見出したモノづくりを大切にしています。
▼ピックアップTシャツの特長
1950年代から残る「吊り編み機」で生産したニット生地を使用したTシャツです。膨大な時間の代わりに、空気を編んだように柔らかく、そしてタフに編みあがった生地を使用したことで、生地が編みあがる「吊り編み機」の生地を使用。風合いたっぷりな生地感に仕上がっているのが特徴です。
ラグジュアリーなTシャツを作るために始まったブランド|スリードッツ(three dots)
『スリードッツ』とは、1995年のアメリカ・ロサンゼルスで設立された、元Tシャツ専門ブランドにして現・セレブ御用達のカジュアルブランドです。
Tシャツの商品企画でさえ、何度もフィッティングを繰り返すことで抜群のフィット感・シルエットを追及するスタンスが高く評価されています。
▼ピックアップTシャツの特長
スリードッツの代表的ファブリック「サンデッドジャージー」を使用したTシャツです。桃の皮ような微起毛感を表現することで実現した、とろけるような肌触りが特徴です。
最近のトレンドに翻弄されないタイトめなシルエットもポイントの1つ。
上品なTシャツを探している人にピッタリな一枚です。
お馴染みワニロゴの上質ニットT|LACOSTE(ラコステ)
今ではすっかりポロシャツの代名詞となりましたが、Tシャツも名品揃い。
コットン100%のハイゲージニットに、ご存じワニロゴパッチをあしらったミニマルながらも満足感のある1着です。
アメリカのライフスタイルと共に歩むこと120年|ヘインズ(Hanes)
『ヘインズ』とは、1901年のアメリカで誕生し、アメリカのライフスタイルと共に歴史を歩んできたアンダーウェア&カジュアルウェアブランドです。
▼ピックアップTシャツの特長
ヘインズ定番の3P-Tシャツを、現代日本人の体型やトレンドに合わせてアレンジしたTシャツパックです。
全体のサイズ感や肩の落ち具合など、様々な部分をアップデート。
縫製完了後にガーメントウォッシュ(洗い加工)することで、最初に袖を通す瞬間から“ヘインズが目指した着心地”を体感することができます。
米国ワークウェアブランドの代表格|カーハート(carhartt)
『カーハート』は、1889年の米ミシガン州デトロイトで誕生した、老舗ワークウェアブランドです。
ワークウェアでありながら、ファッションコーディネートにも採用できるアイテムを発信し、アメリカのワークウェアブランドの代表格ともいえる存在になっています。
▼ピックアップTシャツの特長
Cロゴのパッチを左胸ポケットに重ねるように縫い付けたTシャツです。
胸ポケットの有無
生地素材の組成
※一部カラーに限りポリエステルと混紡
オンス数(厚みの目安)
装飾の有無
生産国
ヘビーウェイトTシャツの代名詞「T1011」の生みの親|チャンピオン(Champion)
『チャンピオン』とは、1919年のアメリカ・ニューヨークにて創業したスポーツウェアブランドです。
ミシガン大学の公式スウェットにチャンピオン製が採用されたことで、「キング・オブ・スウェットシャツ」とも呼ばれています。
▼ピックアップTシャツの特長
2000年で生産終了した本家T1011の日本別注復刻モデルです。
今でこそ「オンスが高いTシャツ」は他にいくらでも登場していますが、ヘビーウェイトシャツの代名詞とも呼ばれた歴史も含めて、興味がある方にピッタリですね。
胸ポケットの有無
生地素材の組成
※グレーのみ:綿 90%、レーヨン 90%
オンス数(厚みの目安)
装飾の有無
おすすめTシャツのポイント
生産国
アメリカの2大肌着ブランドの一角|フルーツ・オブ・ザ・ルーム(FRUIT OF THE LOOM)
『フルーツオブザルーム』は、1871年に設立されたアメリカのブランドのこと。創業者の友人が描いた、果物のラベルをつけた綿生地を販売したことから始まったとされています。
現在も、パッケージに果物のイラストが描かれたもの採用しています。ちなみに、ブランド名の「ルーム(LOOM)」は織り機のこと。
アメリカ本国では、格安シャツブランドとして認識されていることが多く、それほどお洒落に気を使わない人たちの間で着用されることが多いとされています。
▼ピックアップTシャツの特長
ほどよい厚みのヘビーウェイト生地を使用した、シンプルなTシャツです。
左裾部分に果物マークのアイコンがこっそり描かれているタイプで、ブランド物を購入した満足感が得られる1枚です。
胸ポケットの有無
生地素材の組成
オンス数(厚みの目安)
装飾の有無
おすすめTシャツのポイント
生産国
大量消費時代前のアメリカ的無骨さを“今風”に落とし込む|グッドオン(Good On)
日本のブランド『グッドオン』の設立は1997年のこと。今もなお“良い古着”として価値を持っている「大量消費時代前のアメリカ製品」に魅了された者たちによって立ち上げられました。
▼ピックアップTシャツの特長
Tシャツ界隈の中でも”かなり分厚いクラス”になる9オンス生地を使用したTシャツです。
グッドオンの商品の中でもリピート購入率が高く、大量消費時代前のアメリカらしい「無骨」な着心地を楽しめます。
特にカラーTシャツに関しては、経年変化による色褪せがイイ漢字のヴィンテージ感を演出してくれるため、長く使っていきたくなる1枚に仕上がっていますよ
Made in USA にこだわるヘビーウェイト|グッドウェア(Goodwear)
『グッドウェア』は、1983年に設立されたアメリカのカットソーブランドです。アメリカを代表するTシャツブランドの1つでもあり、多くのブランドが製造拠点を海外に移す中で、今もアメリカ国内での素材調達・製造を守っているブランドでもあります。
▼ピックアップTシャツの特長
ほどよく肉厚な7.2オンス生地を使用したTシャツです。製品ウォッシュ加工やタンブラー加工をほどこしているため、ガシッと肉厚でドライな風合いが特徴の1枚に仕上がっています。
胸ポケットの有無
生地素材の組成
※オックスフォードカラーのみ:綿 90%、ポリ 10%
オンス数(厚みの目安)
装飾の有無
おすすめTシャツのポイント
生産国
公式で「着にくい」とされる超厚手マニア向け、驚異の11オンスTシャツ|京都イージー
『京都イージー』は、創業100年の縫製ファクトリーと連携しながら日本製製品を展開する日本のアパレル企業です。
京都という土地柄を活かし、歴史ある“ものづくり”や藍染、古き良き編み機への理解などなど、伝統的なテイストを採り入れているのが特徴です。
▼ピックアップTシャツの特長
日本で一番(世界一の可能性もアリ)分厚い11オンスTシャツです。※他ブランドで[11オンス]検索すると、パーカーとか出てくるレベルです。
生地素材や縫製は全て日本製のものなので、仕事は完璧。だけれど“企画自体”がブッ飛んでいるため、購入者に覚悟が求められる一着といえるでしょう。
幻の1着になってしまうのか…。
北米では“1人1着持ってる”とも言われるシェア率No.1|ギルダン(GILDAN)
『ギルダン』は、カナダ生まれアメリカ育ちのTシャツブランドです。
元々は小さな家族経営の規模だったものが、現在では世界的ブランドにまで成長。Tシャツジャンルにおける北米マーケットシェアNo.1と言われています。
▼ピックアップTシャツの特長
日本人向けにシルエットを調整したジャパンフィットモデルのTシャツです。ビッグシルエットのトレンドではなく、従来の、ほどほどにフィットするスタンダードなシルエットに仕上がっているのが特徴。夏でも快適に着用できる4.5 オンスを使用しています。
歴代TOP5に入ると称される傑作“エアリズムコットン”Tシャツ|ユニクロ(UNIQLO)
『ユニクロ』は、トレンドに左右されない商品企画と、超大量生産による低価格高クオリティを実現し続ける日本のファッションブランドです。
かつては“ダサいファッション”の代名詞的な存在でしたが、ジル・サンダー氏など有名デザイナーとのコラボを成功させた今は、“イケてるブランド”として各方面から一目置かれる存在になっています。
▼ピックアップTシャツの特長
数多くのアイテムを作ってきたユニクロの歴史上で、“TOP5に入る傑作”とも称される半袖シャツです。
人目に付く表面には綿糸が、肌にふれる裏面にはエアリズム糸が出るように編み上げられた特殊な生地を採用。エアリズムの快適な着心地と、綿製品の風合いを併せ持っています。
無地のベーシックアイテムを、こだわりの素材と製造方法で。|ユナイテッドアスレ(United Athle)
昭和5年創業のキャブ(株)が展開する“無地アパレル”のブランドです。シンプルなものだからこそ、素材から製造工程までこだわりぬくスタンスを掲げ、豊富な“ベーシックアイテム”を発信し続けています。
▼ピックアップTシャツの特長
アメリカコットン特有のザラつき感が特徴のTシャツです。
ステッチワークに太めの糸を使用するなど、使い込むほど・洗い込むほど味が出てくる1枚です。
正面と背面にワンポイントアクセントを入れたベーシックTシャツ|ザ・ノースフェイス(THE NORTH FACE)
『ザ・ノースフェイス』は、登山グッズやアウトドア用品などを手掛けるアメリカのブランドです。
▼ピックアップTシャツの特長
左胸と右肩甲骨あたりに、ノースフェイスのハーフドームロゴを置いたTシャツです。
非常にシンプルなれど、遊び心があるデザインなので、コーディネートもしやすいのが特徴。無地白Tだと寂しくて……という大人エンターテイナーにオススメですよ。
古着より古着っぽい“あたたかみ”のあるプロダクト|レミレリーフ(REMI RELIEF)
『レミレリーフ』は、2008年に設立された日本のファッションブランドです。
REMIX(ミキシングし直す)とRELIEF(取り除く作業)とを合わせた造語をブランドネームにしたように、工夫しつつも無駄な物を省くコンセプトで、古き良き「アメリカンベーシック」を追及しています。
▼ピックアップTシャツの特長
ネックや袖口を緩いリブ仕様にしたり、サイドスリットを採用したりするポロシャツを思わせるデザインのTシャツです。
ビッグシルエット系の“肩が落ちる感じ”は少なにデザインされた、スッキリしたシルエットが特徴。
霜降り系のムラがある生地もイイ風合いです。
フランスのテイストを上品に演出する|セントジェームズ(SAINT JAMES)
『セントジェームズ』は、1899年に創業したフランスの老舗カットソーブランドです。
マリンテイスト溢れるボーダー柄や、程よく色気を出すボートネックなど、フランスのテイストを上品に演出したアイテムが特徴です。
2005年には、「伝統を正しく継承しフランスの精神を伝達する企業」として評価され、EDC優秀賞を受賞しました。
▼ピックアップTシャツの特長
トレンドに左右されないボーダー柄Tシャツです。
ネックが前(胸側)ではなく横(肩側)に広げることで、少し色気を出しつつも上品さをキープしてくれるバスクシャツの系譜ですね。
イタリアの小規模工場で1枚1枚丁寧に生産|ジチピ(Gicipi)
『ジチピ』とは、1948年に創業した、イタリアのマリフィーチ・ジチピ社が展開するオリジナルブランドです。
自社工場の規模が小さいため、それほど多くの生産を回すことができないものの、低価格高クオリティなアイテムを、丁寧に仕立てています。
▼ピックアップTシャツの特長
生地表面にツヤ感を与えるシルケット加工(シルキー加工)を施したTシャツです。毛羽立ちが少なくなるため、非常に上質な印象になるのが特徴。ビッグシルエットのトレンドではなく、スタンダードなシルエットを取り寄せていることもあり、上質なスタンダードアイテムとして活躍してくれますよ。
生地開発から縫製までこだわり、癖が少ないアイテムを生産|バンドール(BANDOL)
『バンドール』は、フランスで設立された、カットソーを中心にデイリーアイテムを生産するブランドです。
「ワインが時間をかけて熟成していくように、時を経ても愛用してほしい」と願いを込め、地元のワイン名を社名にしています。
▼ピックアップTシャツの特長
古い年代のミリタリーウェアに見られた、リブ袖仕様のクラシックなTシャツです。
身体にフィットするタイプのシルエットなので、上に上着を羽織る場合など、あまりゆったりTシャツを求めていないシチュエーションにピッタリですね。
毎シーズン人気の“汗が目立たない”Tシャツシリーズ|ナノ・ユニバース(nano UNIVERSE)
『ナノユニバース』は、伝統的なヨーロッパのテイストをベースにしたアイテムを発信している、日本のセレクトショップ、およびそのオリジナルブランドです。
▼ピックアップTシャツの特長
ナノユニバースが毎シーズン展開している人気シリーズ「Anti Soaked」です。
Tシャツとしては珍しく「汗ジミ防止」「遮熱」「UVカット」といった様々な機能を搭載。シルエットもビッグシルットのトレンドを採り入れ過ぎず、ほどよいタイト感に仕上がっています。
日本人がNYで立ち上げた、ライダーと共に駆け抜けるブランド|チャリアンドコー(CHARI&CO)
『チャリアンドコー』とは、2008年の創業・設立したアメリカのブランドです。
自転車屋ブティックとして開業して以降、ライダーチームをスポンサードしながら各国のレースに参加し、その中で機能性や利便性の高いファッションアイテムを発信してきました。
▼ピックアップTシャツの特長
ブランドのスクリプトロゴが、左胸に刺繍されているTシャツです。
背面裾に飾りタグを配置するなど、ベーシックなデザインの中に、ストリート風の遊び心を加えたアイテムに仕上がっています。
上品×リーズナブルなフランスのブランド|アニエスベー(agnes b.)
『アニエスベー』は1975年に設立された、フランスのファッションブランドです。80年代後半から90年前半にかけて世界中で大流行を巻き起こし、現在は“手を出しやすい定番ブランド”として認知されています。
▼ピックアップTシャツの特長
アニエスベーのブランドロゴが左胸にプリントされたTシャツです。
ブランド物としての“箔”を与えつつ、余白を活かす小さなロゴのサイズが高級感も演出してくれいますね。
機能美に注目した、英国を代表するデザイナーブランド|マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)
『マーガレット・ハウエル』は、英国を代表する服飾デザイナー、マーガレット・ハウエル氏が立ち上げたブランドのことです。「MHL」と略して呼ばれることもあります。
▼ピックアップTシャツの特長
MHLオリジナルファブリックを使用した半袖シャツです。
左胸にプリントされたブランドネームの擦れ具合や、生地の洗いざらしの質感が相まって、上品なヴィンテージ感を演出してくれています。
あとがき
以上、メンズTシャツの「おすすめ人気ブランド」と定番&注目Tシャツを紹介しました。
参考になりましたでしょうか?
ぜひ今回の記事を参考にして、皆さんの理想のTシャツを見つけてくださいね。
『紳士のシャツ』編集部の大山が送りしました。
ではでは。
夏のビジネスに大活躍
半袖ワイシャツ
ジャケットとの相性も◎
台襟つきポロシャツ
シャツ屋が仕立てるドレスTシャツ
究極の着心地を追及する日本のシャツブランド「インダスタイル トウキョウ」特集
“宇宙飛行士の船内作業着”を仕立てた技術と型紙をベースに始まった「インダスタイル・トウキョウ(INDUSTYLE TOKYO)」は、1956年創業の老舗メーカー『丸和繊維工業』が展開する日本のシャツブランドです。
オリンピック選手の競技ウェアや、宇宙船飛行士の船内作業着など、プロフェッショナルのパフォーマンスを支える服に採用された「動体裁断®」という技術を世界で初めて、ワイシャツに投入。『試しに一度着て見たら、他のブランドのシャツが着られない』といった声が寄せられるような着心地を生み出しています。
『アド街ック天国』やNHKなどの映像メディアから、ゴルフ雑誌EVEN、ディスカバリージャパンなどなど、様々なメディアで取り上げられています。